「曇り。戯れに揮毫した。私は島田助七を日田県に派遣しようと思い、先日その意向を伝えたのだが、彼は病で旅行は叶わないとのことであった。代わりに秋山周作が来たので、私は彼に松方、鳥尾、遠田甚助、池良宛の手紙を彼に託した。……が酒と食事を土産に訪ねて来た。」
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泰平の世に生まれていたら、私はどのような道を歩んでいたか?剣道家として道場でも開いたか、それともさっさと隠遁し晴耕雨読の日々を送っていたであろうか?今となっては、分からない。いずれにせよ書道は好きであったし、どこに行っても揮毫を求められた。幼少期に良き師に恵まれたことを感謝しよう
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