2021/05/25

明治四年四月七日 (1871/5/25)

「晴れ。十一時頃、片山の奥平と山縣を訪ね、二時頃に帰宅。中村芳之助が話しに来た。河村も来た。夜には笠原半九郎と江木清二郎が話しに来た。国内外の時情について談論した。十二時頃に解散。今宵、徳山の知事公からの使いとして新見某が来た。新見は十四、十五年来の知人だ。記、野村素介から日田県について報告が届いた。」

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明治四年五月十三日 (1871/6/30)

「晴れ。十一時頃に一時の豪雨と雷鳴。安玄佐とその倅が来た。井上世外が話しに来た。先日話した藩の会計局の一件や、その他の件の評議は先延ばしにされたようだ。十年後に待ち受けている大いなる災いが見えている者達はほんの一握りしかいなく、多くの役人達は目の前の問題に対応するのみだ。私はこの...