「晴れ。五時に参朝。今日は天皇陛下が行幸なされる日で、六時過ぎに坂下門の外で御輿をお見送りした。三時に退出。帰り道に神田邸宍戸を訪ね、その後少しして帰宅。長三州の新居も訪問した。その後吉富を訪ね、福原と吉富と共に六時頃に自宅に戻り、食事した。」
==========
長君は豊後生まれにも関わらず、奇兵隊の立ち上げに駆け付けたり、馬関戦争で戦ったり、戊辰戦争に従軍したりと、非常に活動的な男だ。それでいて漢学、漢詩、書の造詣が深く、話していて非常に楽しい。私も字には自信ある方だが、奏議の際にはよく彼に代筆して貰ったものだ
0 件のコメント:
コメントを投稿