2020/12/28

明治三年十一月七日 (1870/12/28)

 「晴れ。九時に参朝、四時に退出。その後廣澤と神田邸に向かったが、誰も居なかったので直帰。藤田興次右衛門が来た。一緒に廣澤を訪ね、そこで長州からの文を読み交わした。八時に家まで戻り、藤田は一泊していった。河瀬夫婦も泊っていった。」

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明治四年五月十三日 (1871/6/30)

「晴れ。十一時頃に一時の豪雨と雷鳴。安玄佐とその倅が来た。井上世外が話しに来た。先日話した藩の会計局の一件や、その他の件の評議は先延ばしにされたようだ。十年後に待ち受けている大いなる災いが見えている者達はほんの一握りしかいなく、多くの役人達は目の前の問題に対応するのみだ。私はこの...